非常食の賞味期限、切れていませんか?

非常食を用意していても、気づいたら賞味期限が切れていた…そんな経験はありませんか?
また、「せっかく備えたのに、食べたことがないものばかりで非常時に食べられるか不安…」という方も多いかもしれません。
そこでおすすめなのが、「ローリングストック法」。
日常的に備蓄食品を消費し、使った分を買い足すことで、常に新しい食品を確保できる方法です。
今回は、ローリングストックのやり方・おすすめ食品・管理のコツを詳しく解説します!
ローリングストック法とは?基本ルールとメリット
ローリングストック法って何?
ローリングストック法とは、「非常食を備蓄しながら日常的に消費し、使った分を補充する」方法です。
- 普段の食事に取り入れる
- 定期的に消費し、使った分を補充する
- ストックが使い回されるので賞味期限を気にせずに済む

長期間保存しておくのでは無く、普段から使用しているものを使いまわしては補充していくやり方なんですね



賞味期限が過ぎてしまうことも少なそうだし、非常時に食べ慣れた物を食べられるのは良いいなあ
どれくらい備えればいい?必要な備蓄量の目安
防災の専門家は、最低3日分、できれば1週間分の食料と飲料水の備蓄を推奨しています。
目安として、
- 1人あたり1日3食+水3リットル(飲料用+調理用)
- 家族全員分×3日〜7日分
これを基準に、家族の人数やライフスタイルに合わせて調整しましょう。


【食品リスト】ローリングストックにおすすめの食材・飲み物
主食(エネルギー源)
- レトルトごはん(温めなくても食べられるタイプが便利)
- インスタント麺・乾麺(カップ麺・袋麺)
- シリアル・クラッカー(そのまま食べられる)
おかず・たんぱく源
- 缶詰(ツナ、さば、いわし、焼き鳥、ミートソースなど)
- レトルト食品(カレー、牛丼の具、スープ類)
- 豆腐パック(常温保存できるタイプ)
野菜・果物(栄養バランスUP)
- 野菜ジュース・果物ジュース(ビタミン補給)
- 乾燥野菜(切り干し大根、乾燥わかめなど)
- フルーツ缶(みかん、パイナップルなど)
おやつ・間食(エネルギー補給&ストレス対策)
- ナッツ、チョコレート、ビスケット
- 羊羹(長期保存でき、エネルギー補給にも◎)
飲料水の備蓄量と選び方
- 1人あたり1日3リットルを目安に準備(飲料用+調理用)
- スポーツドリンクや経口補水液もあると安心
1つずつ選ぶのが面倒な人は【防災リュック】がオススメ
1つずつじっくりと精査して行くのは時間も労力もかなり使うため、それだけで疲れてしまいます。
中には気合を入れて頑張って集めてみたけど、途中で諦めてしまう方も…
ある程度バランス良く揃えるのが目的だったのに全く揃わなかったら元も子もありません。
そんな時、既にまとまった防災グッズが入っているリュックがあったら良いと思いませんか?実は防災士や消防士監修している防災リュックもあるんです。
有事の際に、防災グッズがある時の安心感は雲泥の差です。もちろん自分だけでなく家族のためにもなります。
是非、以下の記事を読んで今一度考えてみて下さい。


【日用品リスト】食品と一緒に備えておくべき防災グッズ
食品だけでなく、ライフラインが止まった場合に備えて日用品も忘れずに準備しましょう。
- カセットコンロ+ガスボンベ(停電時の調理に必須)
- 簡易トイレ・トイレットペーパー(水が使えない場合に備える)
- 乾電池・モバイルバッテリー(停電時の電源確保)
- ウェットティッシュ・アルコール消毒液(衛生管理)
- 生理用品・オムツ・常備薬(個々のニーズに合わせて)


【管理のコツ】ローリングストックを無理なく続けるポイント
① 使いやすい場所にストックする
- キッチンやパントリーの一角に備蓄スペースを確保
- 「新しいものは奥へ、古いものは手前へ」先入れ先出しを意識
- 水や非常食は分散して保管(自宅・職場・車など)
② 定期的にチェックする習慣をつける
- 「防災の日」(9月1日)や毎月1日にチェック
- スマホのリマインダー機能を活用
③ 普段の食事に取り入れる
- レトルト食品や缶詰を使った簡単レシピを活用
- 週に1回「防災食の日」を設ける
④ 家族構成やライフスタイルに合わせる
- 赤ちゃんがいる家庭 → 離乳食やミルク、おむつも備蓄
- 高齢者がいる家庭 → やわらかい食品やゼリー食を準備
- アレルギーがある場合 → アレルギー対応食品を確保
⑤迷ったら防災リュックを買うこと
迷って購入を踏みとどまっていること程、無駄な時間はありません。防災初心者であれば尚更、防災リュックである程度は備え、足りない物は各々買い足していくスタイルにするべきです。


まとめ
ローリングストック法で【使える備蓄】を。
✅ 賞味期限切れを防ぎ、食品ロスを削減できる
✅ 普段から食べ慣れた食品を非常時にも食べられる(ストレス軽減)
✅ 定期的に買い足すため、いざというときに不足しにくい
「防災のために」と思うとハードルが高く感じるかもしれませんが、
「少し多めに買って、消費したら補充する」だけで、無理なく続けられます。
まずは、「缶詰やレトルト食品を少し多めに買う」ことから始めてみませんか?
日頃の備えが、非常時にあなたと大切な人を守ります。


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