現役消防士が教える🧯自宅に消火器を設置すべきたった1つの理由

消火器🧯

結論: この記事でわかる事

✅自宅に消火器を設置すべき理由がわかり、火災時の役立ち方が理解できる。
✅消火器の種類が理解でき、必要な種類を選べる様になる。
✅消火器の取り扱いが理解でき、いざという時に迷わず使用する事ができる様になる。

 

自宅に消火器が必要なたった1つの理由👩‍🚒

◎火災はほんの一瞬で広がるため。それを防ぐには消火器が1番だと考えるからです。
火がついた瞬間に気づかなければ、あっという間に炎が広がり、手がつけられなくなります。そんな時、消火器はあなたの最初の防波堤です。迅速に消火器を使えば、火が広がる前に抑えることができ、家や大切な財産、命を守ることができるのです。


しかし、ここで考えてみてください。もしも今、自宅に消火器がないとしたら?火災が発生した瞬間、あなたはどうしますか?
以下で消火器について学び、必要な消火器を準備しましょう。

 

 

 

消火器の種類🧯

ABC類に分かれている

消火器にはいくつかの種類がありますが、家庭で使う場合は、主に以下の3つの火災に対応できる消火器が必要です。
・A類(普通火災):木材や紙、布などの固形物の火災。
・B類(油火災):油やガソリンなどの液体の火災。
・C類(電気火災):電気機器や配電盤の火災。

簡単にご紹介をしましたが全ての種類に対応できる消化器があったら良いなと思いませんか?

ありがとうございます。それが「ABC対応消火器」です。この消火器は、一般的な家庭で起こりうる火災に幅広く対応できるため、1つあれば安心です。

 

加圧式 / 蓄圧式 / スプレー型がある

・加圧式消火器:内部に圧力をかけており、使用時にその圧力で消火剤が噴射されます。途中で手を離しても止まりません。
・蓄圧式消火器:現在、家庭や一般的な施設で最も多く使われているタイプです。消火器本体に圧力を蓄え、使用時にその圧力で消火剤が噴射されるため、手軽で管理が簡単です。握った手を離すと止まります。
・スプレー型消火器:小型でスプレーのように簡単に使えるタイプ。家庭での小さな火災に便利ですが、火災が大きくなる前の早期対応が求められます。


最近では、蓄圧式消火器が主に使用されており、管理が簡単で、家庭やオフィスでも広く採用されています。

 

家庭用に最適のサイズを知る💡

消火器のサイズは薬剤の量によって異なり、主に3〜50型まであります。

その中でも家庭用で使用するのに最適サイズは6型、10型この2つに絞られます。理由は、軽くて女性やお年寄りでも操作可能だからです。

アパートやビル、家庭用でもよく見かけるサイズです🧯

 

消火器の取り扱い方法

ピン・ポン・パン🏓
市民の方々に操作方法をお伝えする時に覚えやすい様に私はピン・ポン・パンで伝えています。
ピン: 上部にあるピンを抜く。
ポン: ノズルをロックから外し、構える。
パン: ハンドルを握り、発射🎉
これだけは必ず覚えて帰ってくださいね!☺

 

 

💡豆知識: 設置基準🧯

【設置場所の距離】

消火器は、最寄りの消火器から20メートル以内に設置する必要があります。この様に建物内での消火器同士の距離が定められています。
高さの基準:消火器の設置高さは、床から1.5メートル以内が適切です。大体わかりやすい位置に設置されています。


⚠️注意点
消火器は、10年程度の使用期限があります。期限が過ぎると消火剤が劣化したり、圧力が低下して、いざという時に使えなくなる可能性があります。過去には、管理不良や劣化した消火器が爆発する事故も報告されています。これを防ぐためには、消火器を直射日光や高温多湿な場所を避けて保管し、定期的な点検や10年ごとの交換が必要です。適切に管理すれば、万が一の火災時に確実に役立つ道具として安全に使用できます。

 

 

まとめ✨

・火災はほんの一瞬で広がるため、それを防ぐには消火器が1番である。
・家庭用として便利なのは、A、B、C類すべてに対応できる「ABC対応消火器」である。
・家庭用には蓄圧式スプレー式がオススメ。
ピンポンパンで落ち着いて操作する。
・必ず使用期限を確認する。
一家に一台消火器を!乾燥して火災が相次いでいますのでまずは自助努力で火災を未然に防ぎましょう🔥
そして周りの家族や親しい友人にも伝えてあげてください!

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