日本は地震や台風、洪水などの自然災害が多い国です。近年も台風第14号(2022年)による豪雨災害や、能登半島地震(2024年)、岩手県大船渡市の山火事(2025年)など、大規模な災害が発生しました。
こうした災害はいつ発生するかわからないため、事前の備えを考える人も増えています。しかし、「何を準備すればよいかわからない」、「1つ1つ準備するのは面倒」と感じる人もいるかもしれません。
そのような方に向けて、「あかまる防災 44点セット」という商品があります。この防災セットは、防災士や消防士の監修を受け、必要なアイテムが揃えられています。初めて防災セットを用意する方にも参考になると思います。
本記事では、「あかまる防災 44点セット」の内容や特徴、口コミを紹介し、防災の備えについて考える際にお力になる情報をお届けします。
この記事を書いている人
- 現役消防士
- 災害派遣経験者
- 子育て奮闘中の30代 / 神奈川県在住
こんな人にオススメ
- 1つ1つ、個別に買い揃えるのは面倒な人
- そもそも何を準備すればいいか分からない人
- 最低限の防災グッズをひとまとめにしておきたい人
- 監修者の信頼性が高い防災セットを選びたい人
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なぜ防災リュックなの?
防災グッズを一つずつ揃えるのは手間がかかるため、必要なアイテムがセットになった防災リュックは便利です。特に防災初心者や忙しい人にとって、一つ一つ精査しながら買い集める手間を省く事ができ「買うだけで最低限の備えができる」という点が大きなメリットになります。
もちろん足りないものは出てきますが、一人一人に必要な物は違うので、その人にあった必需品をバッグに足すだけで自分専用の防災リュックが完成します。それも普段使っている物をカバンに入れておくだけです。
防災リュックだけで100点を取ろうとしてはいけません。防災リュックは70点でも各々にあった必需品を足していくことで100点に近づきます。

あかまる防災 44点セットとは、専門家監修の防災セット
「あかまる防災 44点セット」は、防災士と消防士が監修した防災グッズのセットです。非常時に必要なアイテムがバランスよく揃えられており、初心者でも安心して備えることができます。
基本スペック
- セット内容:38品目/44点セット
- 対象:1人用〜ファミリー用まで
- 価格:¥19,800〜
- 収納:リュックタイプ
このセットは、地震や台風などの災害発生時に、「発災直後から避難所生活まで」を想定して作られています。特に、72時間(3日間)は救助や支援が届かない可能性があるため、この期間を過ごすためのアイテムが揃っているのが特徴です。

防災士&消防士監修のポイント
防災グッズは数多く販売されていますが、「あかまる防災 44点セット」は防災の専門家が監修している点が大きな強みです。
防災士とは?
防災士とは、防災の知識と技能を持つ防災の専門資格者です。
災害時に適切な対応ができるよう、防災知識や応急手当のスキルを習得しています。NPO法人日本防災士機構が認定しており、地域の防災活動にも貢献しています。
消防士の視点
消防士は、災害現場の最前線で消火・救助・救急活動を行うプロフェッショナルです。
防災士とは異なり、公的機関に所属し、実際の災害現場での経験をもとに「本当に使える防災マニュアル」を選定しています。
防災マニュアルは、防災の教科書とも言える存在です。「こんな時どうすればいい?」という疑問も、この一冊があれば解決できます。
防災士と消防士の知見を活かした本セットは、必要最低限の備えをしつつ、実際に役立つグッズを厳選しているため、実用性の高さが期待できます。

他の防災セットとの違い
「あかまる防災 44点セット」と他の防災セットを比較すると、以下のような違いが見られます。
項目 | あかまる防災 44点セット | 一般的な防災セット |
---|---|---|
監修者 | 防災士&消防士 | メーカー独自 |
セット内容 | 必要最低限 | 必要最低限 |
収納 | 持ち運びしやすいサイズ感 | 大きすぎたり、不便な場合も |
食料・水 | 最低限だが、好みの食料を追加可能 | 量はあるが、苦手な物がある事も |
コストパフォーマンス | 価格に見合った内容 | 安価だが内容が不満足な事も |
このように監修者の専門性、実用性の高さや、追加食料の自由が他の防災セットとの差別化ポイントとなっています。

セット内容の詳細と特徴
「あかまる防災 44点セット」は、実際の災害現場で役立つアイテムがバランスよく揃えられています。この章では、セットに含まれる主なアイテムの種類と、それぞれの特徴について詳しく解説します。
食料・飲料(最低限の生命維持を支える)
① 500ml長期保存水(7年間)
- 特徴:保存期限が長く(7年間)、災害時の貴重な水分補給源となる。
- ポイント:水は1人1日あたり最低2〜3Lが必要とされるが、持ち運びやすさを考慮して500mlのボトルが採用されている。
② 保存食(カロリー重視の非常食)
- 種類:アルファ米
- 特徴:調理不要で食べられ、保存期間も長い(7年間)
- ポイント:炭水化物中心になりがちなので、ビタミン類を補えるものも別途用意すると良い。

衛生用品(感染症対策・健康維持)
① ドライシャンプー
- 特徴:水を使わずに髪や頭皮の汚れを落とせるドライシャンプーで、災害時やアウトドアに便利。
- ポイント:入浴が困難な状況でも清潔を保てるため、避難生活の衛生管理に役立つ。
② 簡易トイレ(20回分)
- 特徴:断水時に必要となる携帯トイレ。凝固剤付きで臭いを軽減し、長期保存が可能(15年保存)。
- ポイント:1人あたり1日5〜6回の使用を想定し、20回分あれば3日以上使用できるため安心。
③ 救急セット・歯ブラシ
特徴:衛生管理や健康維持のために重要。
- 救急セット:絆創膏、ガーゼ、消毒パッド、三角巾、止血帯などを含み、ケガの応急処置に対応。
- 歯ブラシ:口腔ケアを維持し、感染症リスクを軽減。

防寒・避難グッズ(寒さ・安全対策)
① アルミブランケット
- 特徴:体温を反射し、保温性に優れる。薄くて軽量なので携帯性も抜群。
- ポイント:1枚では不十分な場合もあるため、服の上から巻きつけるなど工夫が必要。
② レインコート
- 特徴:悪天候時の避難や、防寒具としても活用可能。ポンチョタイプが動きやすい。
- ポイント:アルミブランケットと重ねて防寒も可能。
③5Lウォーターバッグ
- 特徴:軽量で折りたたみ可能な5L容量の自立型ウォーターバッグ。
- ポイント:取手付きで持ち運びやすく断水時の飲料水や生活用水の確保だけでなく、支援到着後の給水にも役立つ。

多機能ツール(避難時の利便性を向上)
① カッター
- 特徴:支援物資の入った段ボールを開封するなど、避難所では何かと役立つ。
- ポイント:コンパクトで持ち運びやすく、荷物の整理や避難生活でのちょっとした作業に重宝する。
②多機能ラジオライト
- 特徴:ライト・充電・ラジオ・サイレン機能を備え、停電や災害時に役立つ防災アイテム。
- ポイント:手回し・ソーラー・乾電池・USB充電に対応し、非常時でも照明・情報収集・充電・警報が可能。スマホの充電を忘れても安心。
③ ホイッスル
- 特徴:災害時に助けを呼んだり、居場所を知らせたりするのに役立つ小型の防災アイテム。
- ポイント:軽くて持ち運びやすく、瓦礫の下や暗闇でも遠くまで音が届くため、非常時の安全確保に便利。

収納・持ち運びやすさ
「あかまる防災 44点セット」は、収納性と持ち運びのしやすさも考慮されています。
- リュック型収納:防水・防汚加工が施されており、雨や泥から中身を守る。
- 重量バランスの工夫:必要なものを詰め込んでも重すぎず、持ち運びやすい設計。
- 仕切り付きで整理しやすい:アイテムを探しやすく、緊急時に素早く取り出せる。
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実際に使える? 検証&口コミ
防災セットは、「備えているだけ」では意味がありません。実際に使ってみて、本当に役立つのか、使い勝手に問題はないのかを確認することが重要です。ここでは、あかまる防災 44点セットの使用感や、購入者の口コミをもとに、リアルな評価を紹介します。

実際に試して分かった使い勝手
① 食料・飲料は十分か?
- 検証結果:保存食と水は最低限の量が揃っているが、長期間の避難には追加が必要。
- ポイント:
- アルファ米は水やお湯を注ぐだけで食べられ、非常時にはとても助かる。
- 500mlの水ボトルは持ち運びやすいが、1人3日分には少し足りない。
✅ 補足アドバイス:家族がいる場合は、追加の飲料水や非常食を別途用意すると安心。ふりかけやお茶漬けのもとがあると更に食べやすい。
② 多機能ツールの実用性は?
- 検証結果:多機能ラジオライトの手回し充電は実用的だが、事前に電池残量の確認やUSB充電が必要。
- ポイント:
- 懐中電灯は明るさも十分で、夜間の避難時に役立つ。
- ラジオはAM/FM対応で、災害情報を取得しやすい。
- 手回し充電は便利だが、こまめに乾電池の確認やUSB充電をしておくのが無難。
✅ 補足アドバイス:スマートフォンの充電が心配な人は、別途モバイルバッテリーを準備するとさらに安心。
③ 収納・持ち運びやすさ
- 検証結果:リュックの収納力は十分だが、少し重さを感じる。
- ポイント:
- リュックは防水・防汚加工があり、耐久性も高い。
- 長時間背負うと疲れる可能性あり。
✅ 補足アドバイス:高齢者や子どもが持ち運ぶ場合は、荷物を分散して持つ工夫が必要。
購入者の口コミ・評判

良い口コミ(高評価)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 「必要なものが一通り揃っていて安心」
初めて防災セットを購入しましたが、何を準備すればいいか分からなかったので助かりました。防災士と消防士が監修しているのも信頼できるポイントです。(30代・女性)
⭐️⭐️⭐️⭐️ 「食料を追加購入できて嬉しい」
好き嫌いが激しいので、ほぼ食料品以外が揃っているのは嬉しい。追加で好きな味、食べれそうな食料を買うだけです。(40代・男性)
⭐️⭐️⭐️⭐️ 「懐中電灯とラジオが便利」
手回し充電ができるので、停電時も安心。ラジオの音質も思ったより良かったです。(50代・女性)
気になる口コミ(改善点)
⭐️⭐️⭐️ 「水の量がもう少し欲しい」
500mlのペットボトルが数本入っていますが、3日間を考えると追加で水を用意したほうが良いと思います。(40代・男性)
⭐️⭐️⭐️ 「ヘルメットがないのが残念」
防災セットにヘルメットが含まれていないため、別途購入しました。地震対策としては必要だと思います。(30代・女性)
総合評価と改善ポイント
項目 | 評価 | コメント |
食料・水 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | 必要最低限、好き嫌いがある人には良い |
衛生用品 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | マスク・簡易トイレ・消毒液などバランス良く揃っている |
多機能ツール | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | 懐中電灯&ラジオは実用的、モバイルバッテリーの追加推奨 |
収納・持ち運びやすさ | ⭐️⭐️⭐️ | リュックの質は良いが、やや重さを感じる |
💡 改善ポイント💡
- 食料・飲料水の追加(特に家族がいる場合)
- ヘルメットの追加購入(地震対策として推奨)
- モバイルバッテリーの併用(長時間の停電に備える)
防災のプロが教える「備えのコツ」
「あかまる防災 44点セット」は、非常時に役立つアイテムが揃った優れた防災セットですが、実際の災害ではこれだけで十分とは限りません。被災後の生活をより安全・快適にするためには、追加で準備すべきアイテムや適切な管理方法を知っておくことが重要です。
ここでは、防災士や消防士など専門家の知見をもとに、「備えのコツ」を紹介します。

防災セットだけでは不十分?追加すべきアイテム

① 家族構成に合わせた追加グッズ
防災セットは「1人用」が基本ですが、家族の人数や年齢に応じて追加の準備が必要です。
家族構成 | 追加で必要なもの |
乳幼児がいる家庭 | 粉ミルク、哺乳瓶、おむつ、離乳食 |
高齢者がいる家庭 | 常備薬、補聴器の電池、入れ歯洗浄剤 |
女性(生理用品が必要な方) | 生理用品、下着の替え、ポータブル洗浄ボトル |
ペットを飼っている家庭 | ペットフード、リード、トイレシート |
✅ ポイント:
防災セットを購入したら、家族のニーズに合わせてカスタマイズしましょう。
② 長期間の避難に備えた追加備蓄
基本的に防災セットは72時間(3日間)を生き延びるためのものですが、大規模災害時は支援物資が届くまでに1週間以上かかることもあります。そのため、自宅での避難生活を想定した追加の備蓄が必要です。
✅ 追加すべき備蓄品
- 水:1人1日2〜3L×7日分(家族分を計算)
- 食料:アルファ米、レトルト食品、缶詰、お菓子類
- 燃料:カセットコンロ+ガスボンベ(3本以上)
- 簡易トイレ:1人1日6回×7日分
- 衛生用品:歯磨きシート、ドライシャンプー、体拭きシート
家庭・職場・車に分けて備える方法

① 家庭用の備え(在宅避難を想定)
- 非常持ち出し袋を玄関や寝室に配置(あかまる防災セット)
- 最低7日分の水・食料を備蓄(ローリングストック法を活用)
- 家の安全対策(家具固定、ガラス飛散防止フィルム)
✅ ポイント:
「防災リュックは持ち出す用、自宅の備蓄は長期避難用」と考え、2種類の準備を!

② 職場の備え(帰宅困難を想定)
- 歩いて帰れる距離なら「帰宅支援セット」(スニーカー・地図・水・軽食)
- オフィス内で数日過ごす可能性も考慮(簡易ブランケット・非常食)
- 職場の防災マニュアルを確認
✅ ポイント:
大地震の直後は無理に帰宅せず、会社に留まることも安全策のひとつ!
③ 車に備える防災グッズ(災害時の移動や車中泊を想定)
- 車内に最低3日分の水・食料を常備
- モバイルバッテリー&シガーソケット充電器
- 折りたたみトイレ、毛布、ポンチ(脱出用)
✅ ポイント:
地震や豪雨で車中泊を余儀なくされるケースもあるため、車にも備蓄を分散するのがおすすめ!
家族構成に応じたカスタマイズのポイント
防災のプロは「万人向けの防災セットでは100%の備えはできない」と口をそろえて言います。そこで重要なのが、自分や家族の生活スタイルに合ったカスタマイズです。

家族ごとにチェックすべきポイント
- 持病がある人:薬や医療機器のバッテリーは十分か?
- 幼い子どもがいる家庭:ミルク・離乳食・おむつはあるか?
- 高齢者がいる家庭:歩行補助器具や介護用品はあるか?
- ペットを飼っている家庭:ペットの食料や避難時の対策は?
カスタマイズのコツ
- 普段の生活をイメージしながら「もしこれがなくなったら困る」と思うものをリストアップする。
- 最低3日間はしのげる分を確保する。(可能なら1週間分)
- 実際に使ってみて、不足がないかチェックする(防災訓練の一環として)
注意点、濡れてはいけないものはジップロックへ
おむつやタオル、衣類系などを防災リュックに追加する方は濡らさないために必ずジップロックへ入れましょう。
これらが濡れてしまっては本来の機能が果たせなくなるだけで無く、ただの重りになってしまうためです。
まとめ
「あかまる防災 44点セット」は実用性の高い防災セット
今回の記事を通じて、「あかまる防災 44点セット」は、防災士と消防士の監修による実用性の高い防災セットであることが分かりました。特に以下のような人には、強くおすすめできる商品です。
こんな人にオススメ
- 1つ1つ、個別に買い揃えるのは面倒な人
- そもそも何を準備すればいいか分からない人
- 最低限の防災グッズをひとまとめにしておきたい人
- 監修者の信頼性が高い防災セットを選びたい人
この防災セットは、必要最低限のアイテムがバランスよく揃っているため、これひとつで「とりあえずの備え」が完成します。さらに、リュック型で持ち運びやすく、収納もしやすいのがポイントです。
しかし、すべての家庭に完全に適したセットとは言えません。家族構成やライフスタイルに応じて、飲料水や非常食の追加、ヘルメットやモバイルバッテリーの用意など、自分なりのカスタマイズが必要です。
主にカスタマイズした方が良いものは以下です。
カスタマイズすべき物
- 水、好みの食事(お菓子、レトルト食品)
- 女性用の衛生用品(生理用品)
- 赤ちゃん用の必需品(粉/缶ミルク、哺乳瓶)
- ペット用の必需品(ペットフード、リード)
- 高齢者用の必需品(おむつ、補聴器)
- タオル、ビニール袋

防災意識を高めるためにやるべきこと
防災セットを購入して終わりではなく、日頃から防災意識を高め、実際の災害に備えることが大切です。以下のポイントを意識して、防災対策をさらに強化しましょう。
① 防災グッズを定期的にチェック&見直し
- 非常食・飲料水の賞味期限を確認(半年ごとに点検)
- 電池・モバイルバッテリーの充電状況をチェック
- 家族構成や生活環境の変化に合わせて追加アイテムを検討
② 家族で防災訓練を行う
- 実際に防災リュックを背負って避難経路を確認する
- 非常食を試食し、好き嫌いを知り食べられる物を選ぶ
- 災害時の連絡手段を決めておく(LINE・防災アプリの活用)
③ 公的機関の情報を活用する
- 自治体のハザードマップを確認(最寄りの避難所・危険区域をチェック)
- 防災アプリをインストール、最新防災情報をチェック
- NHKニュース・Yahoo!防災速報・特務機関NERV など

防災は「いつか来るかもしれない災害」への備えではなく、「必ず来る災害」に備えるものです。
実際に大規模災害が発生した際、多くの被災者が「もっと事前に準備しておけばよかった」と後悔しています。
だからこそ、今回紹介した「あかまる防災 44点セット」のような信頼できる防災グッズを準備し、さらに家庭ごとに必要なものをプラスすることが重要です。
「備えあれば憂いなし」—— いつか来る災害に備え、今すぐ行動を始めましょう!
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